2023年11月25日(土)
【スプラ】イグザミナーを持つわし。
フルチャージしたときの音がかっこよくてお気に入り(※武器はほとんどトレスです)
2002年のこの日なんですが、
読んだ本に影響を受けて、人生やりなおしたい、生まれ変わりたいと思ったことを記念日にしました。
命名「スタート記念日」…いったい何をスタートしたのか今ではよくわかりませんが、覚えやすくはあったのかな。
当時の自分が嫌でしょうがなくて、でも好きになり
たくて「変わりたい」と思っていたんですよね。
21年経った今でもこの日は「あ、記念日か」ってなります。
特別にお祝いとかしない年もあれば、妙に感慨深く思える年もある。
去年なんて20周年だったんだし、せっかくだから祝えばよかったのに五年日記には何も書いてませんでした。
記念日を設定した時の私は、「あと何回この日を迎えられるか。」自分が何年先まで生きてるのか不安だっただろうけど。
当時よりはずっと生きやすいです。
見栄を張ったり、無理をしなくても得られる満足を大事にできるようになったと思います。
私は「かわいそう」って言われる人がすごく羨ましい人間だったんですよね。
私自身は、どちらかというと他人に羨ましがられるような幸運なことのほうが多くて、他人に同情してもらえるような不幸なことが見つからなかったんです。
でも、それを感謝するどころか、目に見える不幸を背負っている人のほうが、共感してもらえたり、愛されたり、味方になってくれる人が多そうだって羨ましく思ってました。
だから苦労話とか聞いてると、「大変だね」「えらいよ」って言いながら、そう言ってもらえることが羨ましくて仕方がなかったんですよね。
私には何にもないから、私のことは誰にもなんとも思ってもらえないかもしれないって、置いてきぼりになっているような…漠然とした不安を持っていました。
そのせいか、何かあるとありもしないことを加えてしまったり、都合の悪いことは伝えなかったり、大げさに言ってしまうようになってしまったんです。
自分に同情してもらいたい。
自分の味方になってもらいたい。
そのために、自分をかわいそうだと思ってほしい。
漫画では多少の誇張は面白いかもしれませんが、現実ではありのままを伝えないと、信用してもらえなくなってしまいます。
そして、他人は最初は信じてくれるけど、次第に「あれ、おかしいな」って離れていくということを繰り返すうちに。
自分が招いていることなのに、
「私は一人ぼっちだ」
「誰にも理解されることはないんだ」
と、思って自己憐憫に浸るようになってしまう。
そんな負のスパイラルに陥ってました。
でも。
今は、「かわいそうな」自分ではなくても、味方になってくれる人がいるとわかってきたのでしょう。
まだまだ大げさに言う癖は残っているし、都合の悪いことを伝えられなかったりするけど、完全な嘘はつかなくなったというか…事実かどうかを何度も確認して話すようにしているし、
もしズレてるところは教えてもらえるし。気をつけてもらえます。
そのことに感謝して、自分を信頼してくれる人に一つ一つ応えていきたいと思います。