星咲く宇宙を君と
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11 おまけ3
おまけその3
デデデ大王とポピーブラザーズSr.の会話
デデデは午後のお茶をしてるところだった。
いつも相手をしているバンダナワドルディが休みのため、今日はポピーブラザーズSr.が代わりをしていた。
「ほい、どーぞ大王さま」
代理を頼まれた時にはめんどくせーとゴネつつ、案外楽しそうにお茶を淹れると、コトッと主君の前に置く。
「なんだかんだで、うまくいったみたいで、良かったですね?」
「ああ…まったくだ」
デデデはお茶を一口飲むと、
「特にあれだ…あいつがオレさまの意見を参考にしたいって、もし自分から好きだと言われたらどうするのかって言ってきた時には…さすがに参ったよ」
デデデは顔を抑えたまま首をふる。
「へーっ! そいつは大変でしたね〜?」
茶碗を洗いながら、その時の主君の顔を想像したら笑えてくるなーと、ポピーはすっかり他人事で笑っていた。
「…それが、なぜか、自分と『ポピー』が、って言っててな」
「ヘェ!??」
ポピーが素っ頓狂な声を上げる。
ちなみに、彼もリアクション顔芸はデデデに負けていない。
「え?…え?? オレ、なんも関係ないですよね??この件」
「…な?」
顔を見合わせる二人。
ポピーは呆れると、
「あいつ時々言う事やる事意味分かんないんですよ。だから、気にすることないですって」
と笑って言った。
が、
「…まあ、お前がそう言ってきてもオレさまは嬉しいけどな?」
デデデは歯を見せて笑った。
結婚はしないがな、と付け足して。
「エ?」
ポピーが一瞬固まった。
デデデは、お茶を飲み干して、そそくさと部屋を去った。
「ごちそうさん♪」
ポピーはポカンとしていたが、
我に返ると、
「ちょ…それなんかのフォローのつもりですか!?…聞いてもいないのに返事しなくていいですから!!!?」
と、怒鳴って、爆弾を持って主君を追いかけた。
(今度こそ、おしまい)